オーバーアロットメントとは、引受証券会社が募集又は売出しの予定数量のほかに、同一条件で追加的に売出しを行うことをいいます。
オーバーアロットメントによる売出しは、引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式を売却する形で実施します。(注)
(注)引受証券会社は、発行会社の株主から借り受けた株を後日返還しなければなりません。引受証券会社が返還のための株式を調達する方法として、グリーンシューオプションとシンジケートカバー取引があります。
オーバーアロットメントによる売出しは、予定される募集又は売出しの需要状況を勘案して実施するもので、追加の売出し株式数は状況によって変わります。オーバーアロットメントの株数の上限は、予定される募集又は売出し(国内と外国において同時に募集又は売出しが行われる場合はそれらの数量の合計)の15%です。(有価証券の引受等に関する規則 第29条 第1項)
オーバーアロットメントは、グリーンシューオプション、シンジケートカバー取引とあわせて、上場直後の株式の需給関係を安定化させる制度です。
(参考)オーバーアロットメントのイメージ
2024年IPO数(予定含む)=87【-】社*
2023年IPO数(通期)=96社*
市場別 |
2024年 (含予定) |
2023年 (参考) |
プライム スタンダード グロース メイン-名 札幌(本則) ネクスト-名 アンビシャス |
5【-】* 13 64 1 0 4 1 |
2 23 66 5 1 1 0 |
Qボード | 3 | 1 |
合計 |
91【-】* |
99* |
*複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。また、【 】は、S-1方式による上場承認前の社数であり外数で記載しています。
過去分はメンバー紹介ページの各メンバーのブログ欄をご参照ください。
【ご注意ください】
当社の社名を名乗った振込詐欺行為が確認されております。当社が個人に対して振込請求を行うことは、有料サービスの提供等、お客様からのお申込みやご依頼に基づくものを除きございませんので、ご注意願います。
(ご参考窓口)
また、現在、世界中で「コールド・コーリング(Cold Calling)」と呼ばれる詐欺的な証券投資勧誘行為も行われております のでご注意願います。
2023年IPO数(通期)=96社*
市場別 |
2023年 |
2022年 (参考) |
プライム スタンダード グロース メイン-名 札幌(本則) ネクスト-名 アンビシャス |
2 23 66 5 1 1 0 |
3※1 14※2 70※3 2 0 2 1 |
Qボード | 1 | 0 |
合計 |
99* |
92* |
*複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。
※1:東証1部1社を含みます。
※2:東証2部+JQ4社を含みます。
※3:マザーズ10社を含みます。
2022年IPO数=91社*
市場別 |
2022年
|
2021年 (参考) |
プライム スタンダード グロース 東証1 |
2 10 60 1 |
- - - 6 |
東証2 |
3 |
8 |
マザーズ |
10 |
93 |
JASDAQ メイン-名 |
1 2 |
16 - |
名証2 |
0 |
3 |
ネクスト-名 セントレックス |
2 0 |
- 1 |
Qボード アンビシャス |
0 1 |
3 - |
合計 |
92* |
130* |
*複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。