★用語
有価証券届出書を見ると、規制期間中に行われた株移動や新株式の発行等で、DCF方式、類似会社比準方式、(時価)純資産方式を始め、様々な株価の算定方式が採用されていることがわかります。
しかし、これらの算定方法は、その時点での各社の状況を踏まえて選定されたものです。
上場準備中に株移動や新株式の発行等を行う場合は、主幹事証券会社に相談して適切な算定方法を採用するように注意する必要があります。
有価証券届出書で開示された株価算定方式の事例
社名 |
上場日 |
区分 |
算定方式 |
備考 |
㈱いつも |
2020/12/21 |
株移動 |
純資産方式、類似業種比準方式、配当還元方式により算出した価格を総合的に勘案 |
資産管理会社への移動 |
ストックオプション |
純資産方式及び類似業種比準方式により算出した価格を総合的に勘案 |
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㈱クリーマ |
2020/11/27 |
株移動 |
DCF法及び簿価純資産価額方式により算出した価格に基づき決定 |
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株移動 |
譲渡人の簿価の平均単価により決定 |
資産管理会社への移動 |
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優先株式発行 ストックオプション |
DCF法及び簿価純資産価額方式により算出した価格に基づき決定 |
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㈱ジオコード |
2020/11/26 |
株移動 |
DCF法及び類似会社比準法により算出した価格を総合的に勘案 |
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ストックオプション |
類似会社比準法及び純資産法により算出した価格を総合的に勘案 |
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㈱STIフードホールディングス |
2020/9/25 |
株移動 |
DCF法により算出した価格を総合的に勘案 |
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ストックオプション① |
DCF法により算出した価格を総合的に勘案 |
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ストックオプション② 新株予約権 |
DCF法及びモンテカルロシミュレーションの結果を参考 |
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