【関口】上場会社の数

 昨年、東証のプライム・スタンダード・グロース市場を合わせた上場会社数は前年比で減少しました。これは、東証と大証が統合して以来、初めてとのことです。

 その要因として、IPOを果たした企業(86社)の増加はあったものの、上場企業の子会社化やTOB・MBOによる上場廃止が増加したことが挙げられます。TOBやMBOの増加には、東証が発表した「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」への負荷も影響していると考えられます。 

 

 日々の東証の適時開示情報を見ていると、今年に入ってからもTOBやMBOによる上場廃止は目立ちます。今年は現時点で、IPOする企業の数よりも上場廃止になる企業の数の方が多い水準で推移しています。このペースが続くと、今年も前年比で上場企業数が減少するかもしれません。

 こうした状況について、東証は昨年の開示資料の中で「日本市場の魅力向上に向けて、上場企業の数ではなく質(投資者の期待に応えた企業価値向上の実現)を重視する」と明言しています。私もこの考え方に賛成です。市場の本質的な発展を考えるうえでは、上場企業数の増減だけに注目するのではなく、その中身を見ていくことが大切だと思います。

 

 IPOの世界でも、「今年は○社上場した」など、社数に注目が集まりやすいです。ただ、大切なのは単純な社数ではなく、持続的に成長し、投資家の期待に応えられる(少なくともその意思を強く持っている)企業がどれだけ生まれたかだと思います。そうした企業の上場が少しでも増えるように、寄与できればと思います。

 

関口

 

IPO状況3月28日現在

2025IPO数(予定を含む)=21

2024年IPO数(通期)=86社*

 

市場別

2025

(含予定)

2024

(通期)

プライム

スタンダード

グロース

メイン-名

ネクスト-名

アンビシャス

1

2

15

1

4

13

64

1

4

1

 Qボード 1 3

合計

    21

  90

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。

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過年度のIPO状況

2024IPO数(通期)=86* 

市場別

2024

(通期)

2023

(通期)

プライム

スタンダード

グロース

メイン-名

札幌(本則)

ネクスト-名

アンビシャス

4

13

64

1

0

4

1

2

23

66

5

1

1

0

 Qボード 3 1

合計

    90

  99

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。

2023IPO(通期)=96* 

市場別

2023

(通期)

2022

(通期)

プライム

スタンダード

グロース

メイン-名

札幌(本則)

ネクスト-名

アンビシャス

2

23

66

5

1

1

0

3※1

142

70※3

2

0

2

1

 Qボード 1 0

合計

   99

   92

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。

1:東証11社を含みます。

2:東証2部+JQ4社を含みます。

3:マザーズ10社を含みます。

 

2022IPO数(通期)=91 

市場別

2022

 (通期)

2021

(通期)

プライム

スタンダード

グロース

東証1

2

10

60

1

6

東証2

3

8

マザーズ

10

93

JASDAQ

メイン-名

1

2

16

名証2

0

3

ネクスト-名

セントレックス

2

0

1

Qボード

アンビシャス

0

1

3

合計

  92

 130

 複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。