これから上場を検討するフェーズのお客様や直前前期のお客様にご縁を頂いた際、よく新しい業務システムの導入について相談を受けたり、導入の現場にご一緒したりすることがあります。また、業務フローをフローチャート化する局面でも社内のシステム構成やシステムと業務の関わりについてお聞きすることがよくあります。
ベンチャー企業の場合にはシステム専門の人材がいなかったり、いらっしゃったとしても少人数でリソースが足りなかったりすることが多いと思います。
では上場を目指すベンチャー企業は社内システムへの投資をあきらめるべきでしょうか。
ここは判断が難しいところだと思いますし慎重な判断が求められます。そんなときは周りの経営者の方々や監査法人等に意見をお聞きするのも良いかと思います。
そのうえで、社内システムの導入を決定された場合に、留意すべき点はたくさんあり、ここで記述することは割愛いたしますが、その中でも特に大切なことは、導入を機に「組織横断的に」社内業務フローの見直しを図るということだと思います。
これは簡単なことではありませんが、投資家への開示を意識した経営基盤強化を実現する上ではとても効果的な手段となります。
大企業では、業務もシステムも細分化され、ともすれば大企業病と揶揄されるような、全体最適ではなく部分最適に陥りがちな構図がよく見られます。
ベンチャー企業が上場後、大企業と伍して勝負していくためには、常に「組織横断的な」社内業務の理解・改善とそれによって生まれる連帯感・スピード感が大切ではないかと感じます。
(加藤)
2024年IPO数(予定含む)=77社【1社】*
2023年IPO数(通期)=96社*
市場別 |
2024年 (含予定) |
2023年 (参考) |
プライム スタンダード グロース メイン-名 札幌(本則) ネクスト-名 アンビシャス |
4【1】* 11 58 1 0 3 1 |
2 23 66 5 1 1 0 |
Qボード | 3 | 1 |
合計 |
81【1】* |
99* |
*複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。また、【 】は、S-1方式による上場承認前の社数であり外数で記載しています。
過去分はメンバー紹介ページの各メンバーのブログ欄をご参照ください。
【ご注意ください】
当社の社名を名乗った振込詐欺行為が確認されております。当社が個人に対して振込請求を行うことは、有料サービスの提供等、お客様からのお申込みやご依頼に基づくものを除きございませんので、ご注意願います。
(ご参考窓口)
また、現在、世界中で「コールド・コーリング(Cold Calling)」と呼ばれる詐欺的な証券投資勧誘行為も行われております のでご注意願います。
2023年IPO数(通期)=96社*
市場別 |
2023年 |
2022年 (参考) |
プライム スタンダード グロース メイン-名 札幌(本則) ネクスト-名 アンビシャス |
2 23 66 5 1 1 0 |
3※1 14※2 70※3 2 0 2 1 |
Qボード | 1 | 0 |
合計 |
99* |
92* |
*複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。
※1:東証1部1社を含みます。
※2:東証2部+JQ4社を含みます。
※3:マザーズ10社を含みます。
2022年IPO数=91社*
市場別 |
2022年
|
2021年 (参考) |
プライム スタンダード グロース 東証1 |
2 10 60 1 |
- - - 6 |
東証2 |
3 |
8 |
マザーズ |
10 |
93 |
JASDAQ メイン-名 |
1 2 |
16 - |
名証2 |
0 |
3 |
ネクスト-名 セントレックス |
2 0 |
- 1 |
Qボード アンビシャス |
0 1 |
3 - |
合計 |
92* |
130* |
*複数市場へ同時に上場する会社があるため、IPO社数と市場別内訳の合計は一致しない点にご注意ください。