コンドースメントとは、IFRSの適用方法を表すキーワードです。
コンバージェンス(convergence=収れん)とエンドースメント(endorsement:承認)の中間的なアプローチとして提唱された考え方で、「コンバージェンス」と「エンドースメント」をかけ合わせた造語です。
(エンドースメント)
エンドースメントは、IFRSの適用方法を表すキーワードです。
エンドースメントの場合、IFRSの基準のうち当局が承認した基準のみが採用されます。
承認に際し、当該国の事情に合わせて一部適用除外(カーブアウト)となる場合があり、また、部分的に追加・修正される可能性があります。
(コンドースメント)
コンドースメント・アプローチは米国で提唱されました。
コンドースメント・アプローチでは、米国はIASBが開発するIFRS基準をエンドースメントの手続きにより米国基準として順次受入れながら、米国基準とIFRS基準が併存する部分についてはコンバージェンスを実施することが想定されています。